肢体不自由者更生施設というのは、身体障害者福祉法に基づき設置される身体障害者更生援護施設のうち、身体障害者更生施設の1つであり、支援費制度の対象サービスです。

この施設の目的は、身体障害者手帳の交付を受けた肢体不自由者を受け入れ、その者の更生に必要な治療や訓練などを行うことにあります。

肢体不自由者更生施設の入所期間は、原則として1年です。ただし、特に必要があると認めれられる場合は、6か月以内の延長が可能です。

肢体不自由児療護施設というのは、児童福祉法に基づき設置される児童福祉施設のうち肢体不自由児施設の1つです。

この施設の目的は、上肢や下肢、体幹の機能に障害のある児童で、病院に入院することを必要としない程度の場合で、家庭での教育が困難なものを受け入れ、必要な治療をするとともに訓練などを行うことにあります。