リアリティ・オリエンテーションというのは、認知症高齢者の見当識障害を改善あるいはその進行を防止するために行われる現実認識訓練プログラムのことをいいます。 具体的には、次のようなことを援助者が繰り返し質問し、援助者の援助によってそれに答えることにより、現実認識を獲得できるようになり、またその刺激によって活動性が向上するとされます。 ■日付 ■時刻 ■場所 ■自分の氏名 ■年齢...など
リーチャーというのは、床にかがめない人や車いす使用者が主に使用するものです。 具体的には、手元のレバーを引くと棒の先端のフックが開閉して、小物や書類などをつまみ上げることができる自助具のことをいいます。 なお、リーチャーは、先端がフックのため、握ったりつかんだりすることはできませんが、更衣用に使用されるものは「ドレッシング・エイド」と呼ばれます。