良肢位というのは、安楽な体位のことをいいます。 麻痺、拘縮、じょく瘡などがある場合には、麻痺側が下にならない、関節可動域との関係で無理な姿勢にならない、じょく瘡が直接ベッドに擦れないなどに注意し、必要に応じて枕、マット、座布団などを利用して安楽な姿勢を保ちます。
立位というのは、両足により立ち上がった状態のことをいいます。 具体的には、踵を接触させ、つま先は軽く開き、両足を平行にして立ち、両手を内側に向けた体位です。
リアリティ・オリエンテーションというのは、認知症高齢者の見当識障害を改善あるいはその進行を防止するために行われる現実認識訓練プログラムのことをいいます。 具体的には、次のようなことを援助者が繰り返し質問し、援助者の援助によってそれに答えることにより、現実認識を獲得できるようになり、またその刺激によって活動性が向上するとされます。 ■日付 ■時刻 ■場所 ■自分の氏名 ■年齢...など