離床というのは、外傷や病気でベッド上での治療・療養を余儀なくされていた人が回復し、ベッドから離れることをいいます。 特に高齢者の場合には、骨折や風邪、腰痛などによる臥床生活により、運動不足・易疲労性・体力低下などがもたらされ、そのまま寝たきり状態になりかねず、早期離床が重要となります。 なお、日本では、従来安静がすすめられ、早期離床の取り組みは遅れていましたが、近年開始されつつあります。
リハビリテーションというのは、身体的ないし精神的障害をもった人の社会復帰を促すために、諸機能の回復を図ることをいいます。
リハビリテーションは、医学的(身体的・精神的)、社会、職業リハビリテーションなどに分類されます。 なお、リハビリテーションは、狭義に身体機能の回復訓練を意味する場合もあります。